ミニミニ外国とは?
アーチをくぐるとそこは小さな外国の街!
海外に行かなくても外国の街を疑似体験できるミニミニ外国
虹のアーチをくぐるとそこは小さな外国の街ミニミニ外国
レストラン、カフェ、お店屋さんが並んでいて、ハンバーガー一つ買うのも英語でないと買えないそんな街
そんなテーマパークを広島につくりたい!
広島だけでなく全国につくりたい!
今はその夢を、そのコンセプトをイベントとして再現しています。
学校で、ショッピングセンターで、公民館で、ホテルで・・・
どんな会場もあっという間にミニミニ外国に早変わり
日本人は英語を習っても実際に外国人とコミュニケーションを取ろうとすると
怖くて目を合わすことができない
ネイティブの発音が聞き取れない・・・
頭が真っ白になって何も言えない・・・
文法を間違ったらどうしよう・・・
そもそも恥ずかしい
などなど、子供大人に限らず
苦手意識を持っている人が多いのが現状です。
ミニミニ外国では、英会話の練習をすることを
第一の目的としていません。
必要に迫られたミッション
例えば、アイスクリームを注文する時
「バニラの上にイチゴアイスを乗せて欲しい。」
その注文を英語で言う、それがミッションです。
言わないと買えないので、ジェスチャーや単語を駆使して何とか伝えようとする
そんなミッションをクリアしていくことで
少しずつ
「通じた!」「話せた!」という達成感を積み上げていくことができます。
もし上手くできなかったら
「悔しい~!」という思いをするでしょう。
でもそれが原動力になるのです。
海外に留学すれば、必然的に英語環境に囲まれ
必要に迫られて英語でコミュニケーションを取ろうとする。
これを日本の中にいながら
身軽に気軽に体験することができる。
それがミニミニ外国です。
私は、新薬開発に携わる治験コーディネーターを目指して、2012年に民間病院から広島大学病院へ転職ました。その際に英語が全くできない自分にショックを受けました。若い世代はもっと英語力が求められると感じ、高校生だった長男に留学を勧めたところ、返事は「(行くのが)怖い」ということで愕然としました。
日本人が高い水準の英語教育を受けているにも関わらず英語を話せない人が多いのは、インプット重視のこれまでの英語教育のあり方にあると考えます。これを解決するには、アウトプットの場、実体験をしてみることにつきます。これには留学やホームステイが一番だと思われます。しかしながら、経済的事情などの問題で、実際には難しい場合が多い。
そこで、「休日だけでも海外を体験できる小さな外国の街のようなテーマパークがあれば」そんな構想が2011年に浮かびました。ママ友や地元の同級生に夢を語り、賛同者を増やし、2012年に商業施設のホールで「ミニミニ外国体験イベント」と題し初のイベントを開催すると約150人もの方が来場されました。その後、英語を使う企画を次々と打ち出し、これまで約30回の催しを重ねるうち、地元英会話講師とのネットワークも構築され、大人から幼児まで1600人を超える来場者が英語のミッションに取り組んで楽しみました。
2014年にはNPO法人化。周囲の期待に応えながら、新しい企画に取り組み、継続したサービスを生み続けるために、このたび、事業化に踏み切ることに決意しました。海外に行かなくても外国の街に行ったような疑似体験を通して、必要に迫られた英語環境で成功や失敗を経験し、日々の英語勉強のきっかけ作りをする。このコンセプトを再現したイベントを展開しつつ、日本人の語学レベル向上に微力ながら貢献したいと思います。
宮井ふみ子
1985年 | 広島大学付属高等学校卒 |
1989年 | 第一薬科大学卒 薬剤師国家資格取得 |
1990年 | 高陽ニュータウン病院勤務 薬剤科長 |
2010年 | 広島大学病院 薬剤部勤務 |
2011年 | 同 総合医療研究推進センター配属 |
2012年 | NPO法人ミニミニ外国in広島 理事長 |
2014年 | CRC(治験コーディネーター)認定 |
同年 | SoCRA(米国治験コーディネーター)認定 |
同年 | GCP(臨床試験の法律)パスポート取得 |
2017年1月 | 経済産業省 創業スクール選手権 セミファイナリスト |
2017年3月 | 広島市創業チャレンジ・ベンチャー支援事業認定取得 |
2018年 | 広島大学病院 退職 |
2018年 | ㈱MMGインターナショナルサービス 代表取締役 |
2018年12月 | SOERU(中国地域女性ビジネスコンテスト)ファイナリスト |